富士市環境エネルギー展で講師を務めました
12/2(土) 富士市主催の、第五回環境エネルギー展 特別セミナーで講師を務めました。
「省エネ改修でより大きな効果を得るために」
省エネ目的で新しい設備に更新するとき、つい「同じものの新しい省エネ型」を求め
がちです。
しかし! 設備を更新する際には、今の設備が抱えるムダ・ロスをなくすチャンス
なのです。つまり、省エネに限らず、設備の更新は例えば老朽化対策にしても、
〇年に一度の大チャンスなのです。
理由は
1.新設のとき、新たに作るのでどうしても過剰に作りがち
2.長く使っていると、負荷や使い方が随分変わるもの。それにより、実は
不要になったエネルギー=ムダ・ロスがある
3.最近の設備は以前の物より同じ機能を発揮するのによりエネルギーが少ない。
つい3.だけ考えがちですが、1,2も随分効果が上がるものです。実はよく調べたら
半分の大きさで良い、なんて場合も。投資額随分下がるし、設備が小さい分ムダ。ロス
も減りますよね。使い方の改善、そのための自動化なども省エネ効果大です。
これをどのように見つけるのか、視点の捉え方を説明しました。
個々の設備は、やはり個々の設備をじっくり調べるしかないですが、こうした視点は
確実に今迄見えなかったものを見えるようにします。