静岡新聞の取材を受けてコメントしました

静岡新聞の取材を受け、3/4(朝刊)「電力完全自由化 激戦しずおか 4 再生可能エネルギー」
の中で、私のコメントが掲載されました。(最下段に貼り付けてあります)

電力自由化で参入する各社は、いろいろなメニューを発表していますが、今のところ
多くが価格で競っているように見受けられます。

しかし電力自由化とは本来、多様なメニューから消費者が選ぶことが出来る、という制度です。
(従来は選べませんでした。)

電気は、使う際には皆同じ品質で、どこの電力会社から買うかは関係ありません。
しかし、あなたの使う電気はあなたが契約した電気事業者が、あなたの使う分だけ
発電
します。ですから、あなたは電気事業者を選ぶことで、あなたの電気の発電の仕方が
選べます

当日のコーナーで取り上げられて再生可能エネルギーも、将来の資源の問題への対応、
安全性などで期待の持たれている発電の方式です。
しかしまだまだコストや安定性に不安のある、どちらかというと期待は高いがまだまだ
の面のあるものとも言えます。
でもあなたがそう言ったことに期待するなら、価値観を感じるなら、あたたがこの電気
を選ぶことも可能という事なのです。

電源のミックス(日本全国で、どんな発電の方式(火力とか原子力とか再生可能エネルギー
などといった種類)がどれだ一番多いのがいいのか、どれだけの割合がいいのか、
という正解はありません。
それは我々消費者が選んでいくというのが電力自由化の狙いでもあります。

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Daiichi テレビ ニュースevery.でコメントしました。

Daiichiテレビから取材を受け、3/3放映の ニュースevery.特集電力自由化
の中で「電力自由化と言ってもよくわからない」という声にこたえる形で、専門家としての
コメントとしてとりあげられました。

放映では二点とりあげられています。
1.4月からの電力完全自由化、といっても4月までにどこかと契約しなければならないわけでなく
  従来の電力会社の契約のままで継続も可能。
2.まず自分の電気の使い方を知りましょう。毎月お手元に「電気使用量のお知らせ」(検針票)
  が届いていますので、よく読んでみてください。

自分がどんな契約をしているのか、どの程度電力を使っているのかを、まずはきちんと確認する。
電気に限らず、消費者として大切な行動ですよね。

このあと、番組のコメントで「電気の使い方を見直すきっかけになりそう」とありますが、
その通りだと思います。

電力自由化というのは、電気消費者である我々が電気を選ぶことで、電気(ひいてはエネルギー)
を良い方向に進めていこう、そのためには電気事業者が創意工夫をしよう、だから既存の大きな事業者
だけでなく、新しい事業者にも参加を促そう、という制度です。

われわれ消費者が、自分たちの電気の使い方、期待する電気のサービスの受け方、そして望ましい
安全安定でより安いエネルギーの事、さらには将来の地球環境のことを考えるきっかけに
なってほしいと考えています。

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