製造業の工場の集まる協力会連合会で講演しました
6/2(金) 静岡県内のある協力会連合会での総会の後、講演を致しました。
製造業の工場の方が多く参加されている、歴史ある連合会です。
『見える化』による効果的な省エネルギーコストダウンと現場力向上
と題して、お話ししました。
キーとなるのは「見える化」を進めること、具体的なムダ・ロス削減を図る事であり、
それがエネルギーのコストダウンにつながり企業利益の向上につながるのはもちろん、
現場力も向上するというお話です。
時間も75分とたっぷり頂戴できたこともあり、私の省エネコストダウンコンサルティング
の事例をたくさん、エピソードや裏話も交えながらお話しすることができました。
その後の懇親会にもご相伴にあずかり、多くの方と意見交換できました。
「現場の悩みごとのところは、まるでウチの事例のようなだった」
「歴史の長い現場と言うのは、良くも悪くも同じことをやり続けているよね」
「省エネがテーマだけど、物事を考える基礎を教えてくれた」
などなど、多くの感想をいただきました。
見える化による省エネの話をすると、「省エネと聞いて、事例を知りたくて来たけど
全然違った」とか、「省エネの話をしてくれなかった」とすらおっしゃる方があります。
省エネと聞いて特別な物と思っていらっしゃる方はノウハウ探しに走ってしまいがちです。
そして、無理やり手法をあてようとして、失敗します。
製造業は、それぞれ独特な生産を行っていますから、事例探しだけでなく、やはり
自らの生産現場をよく見る必要があります。それを科学的に始める第一歩が
「見える化」といえましょう。
「あなたの話は省エネというより、経営指導だね」とおっしゃってくださったかた
がありました。そうかもしれません。
今回お聞きくださった方は、日ごろしっかり現場で地に着いた活動をされている方
ばかり、そうそうたる会社で管理職をお務めされているかたなども多く、釈迦に説法を
したかとも心配しました。
しかし、「現場に必要なの基礎的な技術」「生産現場を科学的に経営する技術」
といった技術をお持ちの方が、「見える化」を肌で感じ取って評価してくださった
ように思えます。
私も大変勉強になり、激励してもらえした。