静岡新聞の取材を受けてコメントしました
静岡新聞の取材を受け、3/4(朝刊)「電力完全自由化 激戦しずおか 4 再生可能エネルギー」
の中で、私のコメントが掲載されました。(最下段に貼り付けてあります)
電力自由化で参入する各社は、いろいろなメニューを発表していますが、今のところ
多くが価格で競っているように見受けられます。
しかし電力自由化とは本来、多様なメニューから消費者が選ぶことが出来る、という制度です。
(従来は選べませんでした。)
電気は、使う際には皆同じ品質で、どこの電力会社から買うかは関係ありません。
しかし、あなたの使う電気はあなたが契約した電気事業者が、あなたの使う分だけ
発電します。ですから、あなたは電気事業者を選ぶことで、あなたの電気の発電の仕方が
選べます。
当日のコーナーで取り上げられて再生可能エネルギーも、将来の資源の問題への対応、
安全性などで期待の持たれている発電の方式です。
しかしまだまだコストや安定性に不安のある、どちらかというと期待は高いがまだまだ
の面のあるものとも言えます。
でもあなたがそう言ったことに期待するなら、価値観を感じるなら、あたたがこの電気
を選ぶことも可能という事なのです。
電源のミックス(日本全国で、どんな発電の方式(火力とか原子力とか再生可能エネルギー
などといった種類)がどれだ一番多いのがいいのか、どれだけの割合がいいのか、
という正解はありません。
それは我々消費者が選んでいくというのが電力自由化の狙いでもあります。